省みた

私はヨーガ哲学という奇妙(?)なジャンルの講座をしています。とっても真面目な内容をとっても真剣にお話していますが、分かりやすくお伝えるために、私の日常のエピソードを使って例え話をすることが多く、結果的にブリジット・ジョーンズ風な残念なみどりさんをご披露することになります。

そして、聴いている方が面白がってくれたり、良い反応があったりすると、ついつい盛り上がってしまい、脱線したり、話すつもりがなかったことも加えたりしています。悪いことではない事かもしれませんが、あまり調子に乗らないように、なるべく本題から外れないように気をつけています。

話が盛り上がるとついつい「聴いている方を楽しませたくて」披露したくなるネタというものがあります。

これって危ないなあ、と最近思っています。

話し手としては、喜んでもらえると嬉しいので、ついその様な反応を取りに行きたくなりますが、一応ヨガの講座としては、こういうことから「芸が荒れて」いくのかなと感じます。もちろん参加してる方たちが楽しみながら学んで欲しいなと願っています。しかし、カルマヨーガについて説明してるのに、そんな自分がカルマヨーガ的ではないことをしたら、なんか違うよなあと思うのです。

今後、人前で話をする機会が徐々に増えていくのかなと感じています。
そしていつか、もともと何のためにヨガの話をするのかという基本、初心を忘れる時が来るかもしれません。そんな時にいわゆる荒れた芸だと、きっとダメなんだと思います。(わたし、芸人じゃないけどさ)
そして生徒さんに間違って伝わってしまったり、自分自身を客観視できなくなったりするんだと思います。

うーむ、陥り易いポイントだ、
ということで自分メモ。

(画像は、香港パートナーヨガWSで通訳をしてる様子)